この記事はこんな人におすすめ 🏥 頭のゆがみを外来で診てもらうときの流れを知りたい 🏥 赤ちゃんが受ける検査を知りたい
赤ちゃんの頭の歪みについてウェブ検索をする中でヘルメット治療という治療法があると知りました。
ネットで検索した限りでは、高額であるものの一様に結果に満足しているという体験談が並んでいました。
費用面など不安はありましたが、長女にヘルメット治療を受けさせるかどうかを決めるために、まずはヘルメット治療に繋げてくれる病院を探すことにしました。
私は静岡県在住です。
「ヘルメット治療 静岡」などのキーワードで検索サイトを使い調べたところ、静岡市にある県立こども病院で診てくれると知ました。
電話で確認したところ、県立こども病院は突然行っても診察してもらえないということだったので、まずは町の小児科を受診し紹介状を書いてもらいました。
今回の記事では、体験談ではありますが、こども病院の初診で何をしたのかまとめたいと思います。
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Contents 目次
県立こども病院 外来診察 当日
静岡県立こども病院を訪問
診察当日。
私は長女ひとりを連れて静岡県立こども病院へ行きました。コロナ禍ということもあり、予約日当日の朝に体調などをメール送信するなどの手続きがありました。
また、コロナ禍を理由に患者以外の子どもの同伴が禁止されていたので、双子の妹は、夫と共にお留守番になりました。
身長、体重などを測る
予約時間の少し前に病院についた私は、総合案内で受付を済ませました。
小児科専門の総合病院とあり待合は比較的混雑していました。
受付を済ませ待っていると、総合案内からマイクで「○○窓口へ行ってください」とアナウンスされまひた。
指定された窓口で改めて受付をすると、身体計測用の部屋を案内されました。
完全脱衣での計測でした。
着脱しやすい服装でいくことをおすすめします◎
長女は、次女と比較すると敏感な子でしたが、月齢がすすみ自我が芽生えてきてからは、さらにその傾向が強くなり人見知りも強くなっていました。
身体測定は知らない人に触られるので、とにかくギャン泣き…毎月フォローアップ検診で出産した病院を訪問していましたが、毎月ギャン泣きで看護師さんを困らせていました。
ところが、こども病院の計測担当看護師さんはとても上手で、長女に優しく適切な声掛けをしつつ、さっと計測を終えてくれました。
身体測定がこんなに早く終わったのはじめて！というほと、鮮やかな手さばきでした🥺
医師による問診・頭蓋計測
身長、体重などの計測を終えると、脳神経外科を案内されました。
静岡県立こども病院の外来は「うみ」「そら」など子供にも親しみやすい名称で、診療科ごとにエリア分けされていました。
脳神経外科の外来は「うみ」のエリアにありました。
「うみ」のエリアは、壁面にカラフルな「海」のイラストがあり爽やかな印象でした。
特におもちゃ等は持参しなかったのですが、大人しく遊べるお気に入りのおもちゃ等があれば持参しても良かったかなと思いました。
長女は海のイラストに興味を示したので「魚さんだね、1.2.3匹いるね」などと声掛けをして待ち時間を過ごしました。
さて、名前を呼ばれ、いよいよ診察室へ。
担当の医師は中堅からベテランの間という雰囲気の男性でした。
医師の質問に答える形で、長女の頭の歪みが気になりはじめた時期などを話し、ヘルメット治療を検討していることを伝えました。
医師からは、だいたい次の通り説明を受けましたた。(記憶なので細かい部分に間違いがあるかもしれません。ご了承ください。)
まずはじめに、お子さんの頭のゆがみが病気によるものでないかを調べます。 レントゲンを使います。 稀に病気により頭が歪んでいる場合があります。 もしも歪みが病気によるものであれば、適切な治療をおこなっていく必要があります。 歪みが病気によるものでなかった場合は、ご希望にあわせてヘルメット治療を案内します。 ヘルメット治療はこの病院で行うわけではありません。 こちらから取り扱いのある業者への紹介状をお渡しします。 ヘルメット治療を受けるかどうかは強制ではありません。 また自由診療となり保険がききません。 ヘルメット治療中は、混合診療を避けるためにこちらで頭のゆがみに関する診療は受けられません。 仮に皮膚トラブルなど何かトラブルがあった場合で、一般の病院で受入困難な場合は対応出来ることはします。
医師から説明をうけたとおり、まずは頭の歪みが病気によるものでないかを診察することになりました。
診察室で医者が頭蓋計測をはじめました。
仮に歪みが病気によるものでなくヘルメット治療に繋げる場合も、
当院から、ヘルメット治療を受けた方が良いとか必要ないとかという話は出来ません。
ヘルメット治療を受けるも受けないも、最終的には親御さんの判断になります。
計測を終えましたが、ゆがみはあります。
レントゲン撮影
医師による問診と頭蓋計測を終えたあとは、レントゲン撮影室を案内されました。
技師から小児に対するレントゲン撮影の注意点などを説明されたうえで同意書などにサインしました。
SNSで「ヘルメット治療を諦めた」という方で「レントゲン撮影のリスクを回避するため」としている方がいました。
私は、頭のゆがみそのものも気になっていましたし、仮に病気によってゆがんであるのならば早期に見つけてあげたいとも思ったので、リスクの説明を受け同意して診察を受けました。
ここら辺は保護者の方の考え方次第だと思います。
しばらく待っていると、広めの部屋の真ん中に撮影機材の置いてある部屋を案内されました。
指示されるままに長女を台の上に寝かせ、あとは、技師の方々におまかせで、レントゲン撮影時に保護者の介助は不要でした。
後日、全く別の疾患で長女はレントゲン撮影を受けることになるのですが、その時は、子供が動かないように押さえるように依頼されました。
レントゲン撮影などを全てスタッフにお任せできるのは安心だしありがたいのですが、長女からすると、急にママから引き離されるので怖かったかもしれません。
元々敏感ちゃんな長女は、何がおきているのかわからずギャン泣きになってしまいました。
大きな泣き声の中でレントゲン撮影を終えました。
再び脳神経外科へ
レントゲン撮影を終えたら、再び、脳神経外科へ案内されました。
このときの待ち時間は少し長く感じました。レントゲン撮影画像をチェックしていたのかもしれませんし、混みあっていただけかもしれません。
しばらく待合で待った後、名前を呼ばれて再び脳神経外科外来の診察室へ入りました。
先程撮ったばかりのレントゲン写真をみせてもらいました。
医師からレントゲン写真を使って説明を受け、長女の頭のゆがみは病気によるものである可能性は低いと説明を受けました。
ここで私は、ずっと気になっていたことを医師に聞いてみることにしました。
あの…小児科の先生に何度も頭の歪みについて相談をしていたのですが、「自然に治る」と言われ…様子見をしてしまったのですが…自然に治るものなんですか？
頭のゆがみについて相談を重ねた小児科医の対応についてはこちらの記事に記載してあります。良かったらご覧ください。
いえ、自然に治ることはありません。
小児科医の中には本気で自然に治ると信じている人がいますが、マシになることはあっても、自然になおることはありません。
自然に治ることはない。
マシになることはあっても…一度大きく歪んでしまえば、自然に…治ることは…ない…
ああ…もっとはやく…受診して…聞きたかったよ…
繰り返し小児科医に頭の歪みについて相談していたからこそショックでした。
小児専門総合病院でのお会計と決意
こうして小児専門総合病院脳神経外科でのはじめての診察を終えました。
会計待ちの間に長女は抱っこ紐の中でスヤスヤと寝息をたてはじめました。
スヤスヤ眠る長女の頭をなでなでするときに、頭のゆがみが気になりました。
向き癖に気がついていたのに…
頭の向きをなおすと起きちゃって泣かれ、泣き声で次女まで起きちゃうのが嫌でマメに対応をしなかったから…
夫の手術や入院でバタバタしていたのを言い訳に直ぐに動かなかったから…
私の責任だ…
自然に治らないんだ…
もっと早くママが動いていたら…ごめんね…
割と自分を責めました。
既に治療は終了していますが、今も、同じ気持ちです。
ヘルメット治療は費用が高額であり、私だけの判断ではじめることは出来ないけど、ヘルメット治療をやりたい！
もしも夫に反対をされても、なんとか説得してヘルメット治療をやろう！と決意しました。
つづきはこちら↓↓↓
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