はじめに 私は医者ではないので、全てにおいて明言はできませんし、医学的根拠はありません。 たた、私の長女がヘルメット治療を受けています。 その中で、医者などから聞いたこと、ウェブで検索した関連記事で読んだこと、お子様がヘルメット治療を経験したという先輩パパママから聞いたことなどを参考に書きます。
この記事は、こんな人におすすめ 👒赤ちゃんの頭のゆがみの原因を知りたい 👒頭の歪みは自然に治るのか疑問視している 👒頭の歪みで受診をするか迷っている
Contents 目次
赤ちゃんの頭の歪みの原因は
赤ちゃんの頭の歪みの原因として一般的なものは、向き癖です。
稀に先天的な病気により歪みがおきている場合もあるようなので、頭の歪みに気がついたら、まずは受信して医師の指示をあおぎましょう。
向き癖の原因は、子宮内や出産で生じた頭の変形
赤ちゃんの頭は、狭い産道を通ったり脳の成長に対応する必要があるため、とても柔らかくできています。
とても柔らかくできているので、ちょっとしあ外部の圧力で簡単に変形してしまいます。
胎児のときや出産時に歪みが生じ、歪みの程度が強い場合、赤ちゃんは自然と収まりの良い方を向いてしまいます。
歪みが起きている方向を下にして眠ってしまうのですね。
そして、これが習慣化すると、「向き癖」となり、さらに、歪みをひどくしてしまうことがあります。
私の体感では、双子や3つ子などの多胎児にヘルメット治療を受ける子供が多いように感じるのも、こういった影響があるのかもしれません。
胎児は子宮の形に体の向きを合わせて一番楽な姿勢をとって過ごします。
出産直前にもなると、首を左右どちらかに向けたまま子宮の壁にもたれかかるようにしてじっと安定していることも多いようです。
多胎児は、通常ひとり用に作られているお母さんのお腹の中に複数人いるわけです。
当然、可動範囲が限定されてしまうので、心地よく過ごせる場所を選んでゆったりと過ごしているときに既に頭の歪みが出来てしまっている可能性が高いのではないでしょうか?
また、多胎児を妊娠中は、医師から切迫早産で安静を指示されたり入院管理されるお母さんも多いと思います。
切迫早産で早くから胎児がお母さんの骨盤内に下がってきてしまうと、頭が骨盤の入り口に入り込んだ無理な体勢となります。
頭や首がお母さんの骨盤や恥骨で圧迫され続けてしまいます。
切迫期間が長ければ長いほど、圧迫を受ける期間も長くなるので、強い首の歪みが発生してしまうこともあります。
眠る時の姿勢でも向き癖がつく
眠る時に、仰向けで寝ているのか横向きで寝ているのかによって頭の形は変わります。
仰向けに寝ていると短頭症、いわゆる「絶壁」になりやすく、横向きに寝ていると頭が縦に細長くなる長頭症になりやすくなります。
そして、最も多い頭のゆがみが斜頭症です。
斜頭症は後頭部が斜めに左右非対称にゆがんだ状態を指します。
斜頭症の場合はさまざまな要因で起こることが多く、一概にこの寝方だから斜頭症になりやすい、とは言い切れないようです。
うつぶせ寝には気をつけて
仰向けでも横向きでも向き癖がついてしまうとなると、うつぶせ寝をすれば、頭部の歪みを避けることができるのでないでしょうか。
赤ちゃん自身もうつぶせ寝が好きな子も多いと聞きます。
しかし、うつぶせ寝には注意が必要です。
うつぶせ寝には、予兆や既往歴がないまま原因不明で突然赤ちゃんが亡くなってしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがあるからです。
保護者が目を離さずにいられる場合は良いかもしれませんが、頭の歪みよりも命が大切です。
赤ちゃんをうつぶせ寝させるときには、最新の注意を払い保護者が見守るようにしましょう。
頭の歪みは放置せず専門医に受診を
赤ちゃんの頭のゆがみを「自然に治るから」と自己判断で放っておくことは勧められません。
頭の歪みが強い場合、髪の毛によってきにならなくなったり、「マシになる」ことはあっても完全に治ることはありません。
頭のゆがみを放っておくことでゆがみがさらに進行し、見た目だけでなく健康にも影響が及ぶ可能性もあります。
また、まれではあるものの「頭蓋骨縫合早期癒合症」などの先天的な病気によって頭のゆがみが起きていることもあります。
赤ちゃんの頭の歪みが気になったら、早めに専門医に相談することをおすすめします。
私の経験では、小児科ではほとんど「自然に治る」という見解で詳細な検査もおこなわれませんでした。
かかりつけの小児科で「自然に治る」と言われてたとしても、親御さんがひっかかるのならば、そのひっかかりを信じましょう。
赤ちゃんの頭のゆがみについて専門外来でゆがみ度合いを診断してもらいましょう。
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