こちらのシリーズをはじめから読む方はこちら↓↓↓
この記事はこんな方におすすめ
🐥 ヘルメット治療を諦めた経緯を知りたい
🐥 ヘルメット治療を諦めた親の気持ちを聞いてみたい
今回は、長女にヘルメット治療を受けさせたにも関わらず途中で諦めてしまったことについて話します。
長女のヘルメット治療の経緯についてもさくっと記載していますが、詳細はこれまでに記事にしていますので、詳しくご覧になりたい方はこちらのまとめから気になる記事をご覧ください。
余談ですが、ヘルメット治療を辞めたあと、育児が格段に楽になりました。
それまで就寝時期頻回夜泣きがありましたが夜長く眠ってくれるようになりました。
それまでママは連続3時間以上眠れることが珍しいくらいでしたが、はじめて連続5時間眠れました。
それから、ご飯を食べるようになりました。
もちろんヘルメット治療との因果関係は不明です。たまたまそういうタイミングだっただけかもしれません。
ただ、ヘルメット治療終了後くらいからぐんぐん育児に余裕が出来始めたことは事実です。
Contents 目次
ヘルメット治療を諦めた親の気持ち
開始約4ヶ月半でヘルメット装着を中止に
私は長女のヘルメット治療終了まで1ヶ月以上を残して、ヘルメットの装着継続を諦めました。
我が家が採用したのはスターバンドヘルメットでした。
スターバンドヘルメットでは、期待した成果を達成してもしなくても、サポート期間は半年間と説明を受けていました。
実際の最終計測日はサポート期間終了の2週間前でしたが、サポート期間中は問い合わせを貰えれば対応するという話でした。
私が長女のヘルメット治療を諦めたのは最終計測日の1ヶ月ほど前でした。
振り返るとヘルメットを装着していた期間はわずかに4ヶ月半。
長女がヘルメットを自ら外せるようになったことで、(装着してもどうせ外すし無理させてるの辞めよう)と諦めがつきました。
たったの4ヶ月半ですが、本当にしんどい毎日でした。
ヘルメット治療を諦めたときの気持ちは
すーーーーーっと気持ちが軽くなりました。
もう、いいんだ
もう、やらなくてもいいんだ
もう、嫌がる長女に無理やりヘルメットを装着しなくてもいいんだ
もう、発熱を心配して寝中に何度も体温確認しなくてもいいんだ
もう、高熱にうなされる長女をみなくてもいいんだ
もう、熱が何度までさがったら再装着しようか悩まなくてもいいんだ
ヘルメットを極端に嫌がる長女の姿に、私自身疲弊してしまっていたことに、治療をあきらめようと決めたときに気がつきました。
当時に、たくさんの後悔もしました。
もっと早く頭の歪みに気がついていれば。
もっと早く専門医に相談をしていれば。
月齢が低い頃にはじめたら上手くいったのかもしれない。
こだわりや人見知りが強くなった時期ではなく、よくわからないうちにはじめていれば成功したのかもしれない。
後悔の気持ちは今も引きずっています
今では髪のおかげで見た目だけでは頭の歪みは特に気になりません。
それでも、シャンプーをしているとき、ドライヤーをかけているとき、頭を撫でていい子いい子しているとき…長女の頭に触れる度に『ゆがんでいるな』『やっぱり…自然には治らないんだな』と思い申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
そして長女が満面の笑みをうかべるとき、左右のバランスが違うのをみて、親として、どうしてもっとはやく動けなかったのか後悔を繰り返します。
長女が大きくなっても、どこかにこの気持ちを持ち続けていくのだと思っています。
もしも過去に戻れるなら頭の歪み対策で何をしたか…と真剣に考えて調べた向き癖対応グッズについての記事はこちらです。参考にしてください。
ヘルメット治療に至る経緯をさくっと説明
長女の頭の歪みに気がつく
長女の頭の形が歪んでいることに気がついたのは生後3ヶ月でした。
同時に交互に泣く双子の赤ちゃんのお世話に少し慣れて、同時に、疲れが溜まっていた時期だったと思います。
同じ方向ばかり向いて寝ているなと思ってはいたものの、それが頭の歪みに繋がるなんて知識もなく向き癖改善を試みることもなく生後3ヶ月をむかえました。
頭の歪みに気がついたあとは、このまま治らないのか何か影響がないか心配になって小児科の先生に何度も尋ねました。
しかし何度聞いても『自然に治る』と繰り返されました…。
当時の小児科医の対応はこちらに記事に書いてあります。
ヘルメット治療を知る
小児科医の対応に疑問を抱くようになり 赤ちゃん 頭のかたち おかしい 赤ちゃん 頭 ゆがむ など、ウェブで検索して『ヘルメット治療』を知りました。
長女は生後5ヶ月をすぎた頃だったと思います。
一度、長女の頭を専門医に診てもらおうか…と思っていた頃に夫の病気が判明。
入院をして詳しく検査したところ、10万人に1人の希少な疾患だったことがわかりました。
夫不在でも長女の診察を押し進めればよかったのですが、負担の大きい双子育児の中でうまく処理出来ませんでした。
ヘルメット治療をはじめる
長女が生後6ヶ月をすぎた頃。
まだまだ夫は入退院や手術を繰り返していましたが、このまま放置していると長女のヘルメット治療開始適齢期を過ぎてしまうと焦り、ようやくヘルメット治療を受けるため動きはじめました。
実際に長女専用のヘルメットを受け取ったのは、動き出して2ヶ月後でした。
ヘルメット治療は『やりたい!』と思ってもすぐにスタートできません!
赤ちゃんの頭の歪みに気がついたら、すぐに専門医に診察をしてもらいましょう。
もたもたしているとヘルメット治療開始の適齢期をすぎてしまいますよ!
ヘルメット治療を開始してからも、スケジュール通りにすすみませんでした。
ヘルメット治療開始スケジュールの記事はこちらです。
ヘルメット治療のハードな道のり
生後8ヶ月半でヘルメット治療をはじめた長女でしたが、様々な苦難がありました。
まずヘルメット治療開始スケジュールがうまくいかず、なかなか着用時間をのばせませんでした。
また、長女は本当にヘルメットが嫌いな様子でヘルメットを装着するようになってから異常行動をするようになり自力でヘルメットを外すようになりました。
齢0歳~1歳前半の赤ちゃんが、養生テープ剥がしてマジックテープはずしてバックルはずしてヘルメット脱ぐことが出来るようになりました。
“嫌い”力ってすごい。
何よりも母を悩ませたのは発熱です。
ヘルメット治療を受けるようになってから、長女は繰り返し高熱を出すようになりました。
医学的根拠はありません。(私は医者でも何でもありませんので、発熱=ヘルメットと断定は出来ません)
しかし、ヘルメット治療を始める前までは熱を出したことがなく、ヘルメット治療を終了した後も原因不明の発熱は一度もありません。(突発性発疹で発熱を経験しています。)
ところがヘルメット治療を受けている最中は、『熱を出しているのがデフォルト』というくらいに常に高熱を出していました。
冷蔵庫には座薬の解熱剤が常備されていました。
そして、諦めた。
そして、諦めました。
この記事の冒頭に戻ります。
赤ちゃんの頭の歪みに気がつきヘルメット治療の検討をはじめたのなら、とりあえず、専門医に少しでも早く診てもらいましょう。
ヘルメット治療を受けようと思っても直ぐにははじめられません。
ヘルメット治療に失敗し、少しでも早くはじめていれば結果は違ったのかもしれないと後悔をしている立場から見ると、決断できなくても情報を集めて少しでも前に進みながら悩んだほうが良いと思います。
コメント