はじめに 私は医者ではないので、全てにおいて明言はできませんし、医学的根拠はありません。 ただ、私の長女はヘルメット治療を受けています。 その中で、医者などから聞いたこと、ウェブで検索した関連記事で読んだこと、お子様がヘルメット治療を経験したという先輩パパママから聞いたことなどを参考に書きます。
この記事は、こんな人におすすめ 👒 赤ちゃんの頭の歪みを治したい 👒 ヘルメット治療以外に方法はあるのか
ふと気がつくと、可愛い赤ちゃんの頭がまん丸ではなく歪んでいた…
これって治るの?
特別な治療が必要なの?
不安になる親御さんは多いと思います。
今回は、赤ちゃんの頭の歪みに気がついたとき、歪みを治すために保護者ができることがあるのか調べました。
🐥結論🐥 月齢が早いうちならば、向き癖対策によって多少マシになる可能性はある 月齢がすすむとヘルメット治療を受けることがむずかしくなる ヘルメット治療は最後の砦ではない! 気になったら迷わず専門医に相談をしよう
Contents 目次
なぜ赤ちゃんの頭の歪みはおこるのか
赤ちゃんが特定の方向にばかり頭を向けて寝る癖のことを向き癖といいます。
赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいた時点で、すでに癖がついていると言われています。
なぜ赤ちゃんの頭の歪みがおこるのか?については、こちらの記事にまとめました。
よろしければ参考にしてください。
向き癖を治すために出来ること
産まれたばかりの赤ちゃんの頭蓋骨はとても柔らかく、癖がつきやすくなっています。
生後3カ月未満の低月齢の場合や頭のゆがみが軽い場合には体位変換を行いながら様子をみることがあります。
では、具体的にはどのような方法で様子を見るのでしょうか。
向き癖の反対側から声をかけたりおもちゃを置いてみる
とてもメジャーな方法です。
赤ちゃんの興味をひきつけ、反対を向いてもらうように仕向ける方法です。
コストや手間暇がかからず気軽に行えますが、赤ちゃんが寝てしまうと興味もへったくれも無くなってしまうところが難点です。
ぐっすり寝て着る時は、向きやすい方向を向いて寝てしまいます。
ベッドや布団の位置、赤ちゃんの位置を変えてみる
赤ちゃんは光がある方に向く習性があります。
いつも寝かせているベッドや布団の位置を変えたり、赤ちゃんの位置を変えてみましょう。
寝かせる向きを変え、窓や明かりのある方向が変わるといつも向いている方と反対側がをみる可能性があります。
声かけと同じく、コストや準備に手間がかからず気軽に試すことができます。
また、声かけと同じで赤ちゃんが眠ってしまうと自然と収まりの良い方向を向いてしまいます。
ただ、声掛けのように付きっきりでなくても良く、赤ちゃんが静かに起きた時に明るい方向を向く可能性があります。
丸めたタオルやまくらを置いて反対側に向ける(窒息事故注意)
市販の枕を使ったり、タオルで枕替わりのものを作ったりする方法もあります。
タオルを使った向き癖対策については支援センターの保育士さんが教えてくれました。
(別記事にて画像つきでアップしたいと考えています。)
市販の枕だと導入コストは多少かかりますがそれほど高額というわけではないので、試しやすいと思います。
この方法で最も気をつけなければならないのは、赤ちゃんの窒息事故です。
ベビーベッドには、枕だけでなく、掛布団さえ入れない方が良いという意見もあります。
赤ちゃんは力が弱く顔にかかった枕やタオルを自ら外すことができません。
タオルをはずすことも出来ない赤ちゃんならば、タオルを被るとこも出来ないのではないかと思うかもしれません。
しかし、実際には、手足をバタバタさせているうちに枕やタオルが顔にかかってしまう場合があります。
長時間の使用や保護者も眠る夜間の使用は事故の元になります。
必ず保護者が見ている範囲で使いましょう。
もしもやり直せるのならコレを試したい…と思うベビー枕について調べました。↓↓↓
抱っこの時間を多くする
現実的には、ずーーーっと抱っこをしているわけにはいきませんが…特に双子や3つ子などの多胎児は首座り前はダブル抱っこをすること自体が難しいので…
ひとつの方法として聞いてください。
赤ちゃんが平らなところに頭を着けている時間を短くすることで、癖がつきにくくなります。
可能な範囲で抱っこをすることで、向き癖を多少マシにすることが出来るかもしれません。
ヘルメット治療をする
ヘルメット治療とは、成長過程にあるあかちゃんの「柔らかい頭」に、正確な計測データにもとづくヘルメットを装着し、頭の成長に合わせて理想的な形に矯正していく方法です。
費用が高く40万円前後かかると思ってください。
費用が高額であることから、効果的な治療だと目にしても中々踏み出せない方も多いと思います。
費用面でのハードルの高さから、ヘルメット治療は最終手段だとお考えの方もいるかもしれません。
私がそうでした。
しかし、ヘルメット治療を「最終手段」だとは思わないでください。
前述した体位変換や声掛けなどを試しながら、並行して、ヘルメット治療を検討して欲しいと思います。
ヘルメット治療開始の適齢期は、生後3ヶ月頃から生後6ヶ月ころと言われています。
また、ヘルメット治療を扱っているところはまだ少なく、「さあ、はじめよう」と思ってもすぐにははじめられません。
私の長女の場合も、ヘルメットが手元にくるまでに、最初に専門医に電話をかけてから2ヶ月かかりました。
あれもこれも試してみて、いよいよ手の施しようがなくなったのでヘルメット治療をはじめよう…と思ったとしても、開始時期が過ぎてしまっている可能性があります。
赤ちゃんの頭の歪みに気がついたら、まずは、専門医に相談をしましょう。
個人的によく聞くヘルメット治療の会社は、こちらの2社です。 参考にしてください。
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